和歌山、高野山奥の院へツーリング

和歌山と言ったら、高野山奥の院!

和歌山県でツーリングをしたい方にピッタリのスポットと言えば、やはり高野山、奥の院がおすすめです!
高野山は非常に神聖なスポットとして知られており、様々な歴史溢れる場所として、日々、多くの参拝客が訪れています。

高野山は、弘法大使空海が、未だに生きている(?!)とされているスポットとして知られています。
実際に生きているかは別問題として。
なんでも、深い瞑想をされながら1200年もの間、私たちを見守り続けてくださっているそうです。

当然ながら、非常に神聖な地にいらっしゃるので、一般参拝者はそのお姿を拝むことが出来ません。
ですが、引法大師空海に、毎日二回お食事をお届けする、生身供(しょうじんく)と呼ばれる儀式が行われており、そちらは見学させて頂くことが可能です。

生身供ではどんなことが行われるのか?

生身供では、実際に食べることが出来る、お米、お味噌汁、旬の野菜を使ったお料理を、空海様の元にお届けします。
ただお届けするだけではなく、儀式の内容にはいくつか手順がありますので、その儀式を見ることが出来るでしょう。

まずは、高野山奥の院で修業を積まれているお坊様が、お食事をお運びします。
お運びする際には、専用の白木で出来た箱が利用され、その中にお食事が収められています。

お食事はそのままお持ちするのではなく、一度あじみじぞうと呼ばれるお地蔵様の前にお食事を差し出して、毒見の儀式が行われます。
毒見の儀式が終わった後、ゆいなと呼ばれる僧侶を先頭に、お食事の入った箱を担いだ、僧侶二人が続きます。

その後、空海様が居る、高野山最大の神聖地に向かい、お食事のお届けは完了となります。

こちらの儀式は、朝6時と、朝10時半の計二回行われていますが、ツーリングのことを考えると、出来れば早朝ツーリングをして、6時に間に合うようにすると良いでしょう。

近辺には憩いのスポットもたくさん!

高野山奥の院の近辺には、レストランなど、ゆっくりとご飯を食べることが出来る場所もいくつかあります。
自然に溢れている地域にツーリングに行く際にはついつい心配してしまうかと思いますが、その点は安心してください。
お腹が減ったり疲れたりしたら、休憩できるスポットはいくつかあります。

また、自然に溢れているパワースポットですので、万が一上手く時間が合わずに、お食事の儀式を見られなくても、参拝をするだけで、そのありがたみを実感することが出来ます。
和歌山近辺でツーリングスポットを探されている方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

お食事の儀が見られなくても、あじみじぞうだけでも拝見するというのも、思い出つくりに最適でしょう。