愛車にスライダーをつけました

スライダーをつけるライダーが増えている

長距離ツーリングを楽しむライダーを中心に設置しているライダーが増えているパーツが、スライダーです。
スライダーはエンジン部分やフロント部分に直接取り付けるガードパーツで、設置することで愛車を保護し、何かあったときのダメージを最小限に留めます。

スライダーはそれぞれのパーツで専用パーツの用意がありますので、エンジンだけ、フロント、アクセルだけというように各部位にのみ設置する方もいます。
自分が危なそうだなと思うところにのみ事前に備えができる分、費用を抑えやすいのも特徴でしょう。
エンジンガードとは異なり見た目にはほとんど影響がありませんので、バイクのシルエットを崩すこと無くバイクを守れるのが魅力です。

スライダーがバイクを守る

スライダーはジュラコン樹脂など耐久性が高い素材を使っているパーツが多く、非常に丈夫で効率良くパーツを守ります。
転倒をしたときなどもスライダーをつけておくことで、パーツへのダメージを必要最小限に留めますので、自走不可になるような事態を防ぎやすくなるでしょう。

またスライダーをつけておくとバイク本体が転倒した際に起こしやすくなるのも特徴です。
これはスライダーの厚みが理由で、スライダーがついていることでバイクが倒れる角度が浅くなっている分、起こしやすくなります。
ダメージを軽減出来るだけではなくバイクそのものを起こしやすく、リカバリーがしやすくなるのも大きな特徴と言えるでしょう。

更にスライダーをつけることでパーツへのダメージが大幅軽減した結果、修理費用が結果として浮きやすくなるのも魅力です。
スライダーついていないバイクで何かあった場合、交換が必要となるパーツ分の修理、部品代、工賃などがその分かかります。
ですがスライダーがついているとそもそも交換が必要になる部品を減らせますので、その分修理費用が下がりやすくなるでしょう。

スライダーは1万~3万円前後で種類豊富

どの部位のスライダーかにもよりますが、スライダーは相場1万円~3万円前後で用意があります。
特に設置しておきたいエンジンカバースライダーは1万円前後、フレームスライダーでも2万~3万円前後で選べる他、セットで販売されているお得なスライダーもあるのが特徴です。
装着脱着はある程度の器具があれば自分でもできるタイプも多いので、工賃をかけずに自分でメンテナンスしているライダーもいます。

販売されているメーカーも各種ありますが、気を付けたいのが自分の愛車に設置出来るかどうかと言うことです。
せっかく購入しても愛車にサイズが合わず取り付けられないのでは意味がありませんので、きちんとサイズ感など確認した上で選ぶようにしましょう。