ネットでまずは買取相場を把握する
バイクの売却を考えているなら、まず最初にするべきなのは現在の市場価格の把握です。
既に故障しているバイクの場合は別ですが、中古バイクとして次のオーナーに譲る時には時期によりかなり取引価格が異なってきます。
というのもバイクの場合そのバイクがいくらで取引されるかは時期ごとの業界内オークションで価格が決まるようになっているので、少しのタイミングで価格が変動する可能性があるからです。
バイクの買取専門業者はそれぞれ別々に買い取りをしているように思えますが、基本的な価格設定はその業界共通のオークションの価格を参考にしていますので、まずは今自分のバイクがいくらくらいで評価されているかということを把握することが大切になります。
バイクそのものの評価価格だけでなく、バイクの中古市場全体で価格が上下する時期もあります。
具体的には4月と7月で、これからバイクを購入しようとする人が増える時期です。
年間を通してこの時期になるとバイク買取価格全体が高くなりますので、もし売却をするのに時間的余裕があるなら時期を見ながら決めていくのがおすすめです。
無料で見積もりを複数業者へ依頼してみる
バイクの買い取りをする時には、まず自分である程度の価格を調べた後に実際に買い取りを依頼する業者探しをすることになります。
先にバイクの買取価格は全体のオークション価格が参考になると書きましたが、だからといってどの業者に依頼をしても全く同じ価格で査定されるというわけではありません。
あくまでも参考価格は参考価格であり、そこから何を判断基準にして買い取りをしていくかは業者ごとの方針により異なってきます。
場合によっては数万円単位で買取価格が違ってくることもありますので、買い取りをかける業者は一社だけで決めつけず複数に査定を依頼するのがおすすめになります。
多くのバイク買取業者はネットで出張買取を受付しており、予約をすることで実際に現物を見てもらってそこで価格を出してもらうことができます。
見積もり査定までは無料で行ってくれるところがほとんどですので、即決をするのではなく実際の担当者との話し合いから信頼できるところを探しましょう。
メンテナンスをマメに行うことが最終的に価値を高める
査定額を大きく変化させる要因は、「車種」「走行距離」「年式」の3つです。
しかしそれらが全く同じであっても、エンジンやボディの状態が異なればその分査定額が異なってきます。
バイクはデリケートな乗り物なので、メンテナンスをサボるとあっという間に劣化をしてしまうという特徴があります。
普段から丁寧にメンテナンスをすることは売却時の価格を押し上げることにもなりますので、劣化しないうちに早めに修理をすることを心がけましょう。